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動物レッドデータ改訂へ 県、3年かけ生態調査
2014年06月17日
県は、これまでに県内で生息が確認され、今後、絶滅の可能性があったり、すでに絶滅したりした野生動物をまとめた「県レッドデータブック(動物編)」の改訂に乗り出す。
有識者による初めての委員会が16日開かれ、今後3年程度で生態調査などを実施、2017年度をめどに改訂版を公表する。
今月、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されたばかりのニホンウナギが、県のリストに追加される可能性もあり、動向が注目される。
動物を対象にした県レッドデータブックは、02年に作成された。ニホンカワウソやツキノワグマなどを含む829種類が、絶滅危惧種などとして掲載されている。
初版作成から12年が経過し、野生動物を取り巻く環境が変化していることなどから、今回、初めて改訂されることになった。
16日、高知市内で開かれた委員会には、大学や研究所などの専門家7人が出席、調査の進め方や分類方法などについて話し合った。
「季節や天気によって調査しにくい動物もいるので、できるだけ長く調査期間を確保してほしい」といった意見や、県内では、まとまった数が見られていても
全国的には絶滅の危険性がある動物を「要注目種」として盛り込むべきではないか、といった意見が出された。
委員長に就任した森林総合研究所四国支所の佐藤重穂・流域森林保全研究グループ長は「野生生物の生態系を詳細に調査した改訂版を活用し
土木工事や森林整備などの際に、必要に配慮するなどして、適切な保護につなげていきたい」と話した。
2014年06月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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