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リンパ節転移が多数~福島県の甲状腺がん
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東京電力福島第一原子力発電所による健康影響を調べている
福島県民健康調査の検討委員会で10日、甲状腺がんに関する専門部会が開催され、
スクリーニング検査によって、多数の子どもが甲状腺手術を受けていることについて、
前回に引き続き過剰診療につながっているかどうかで激論となった。
議論の過程で、手術している子どもに、リンパ節転移をはじめとして深刻なケースが多数あることが明らかになった。
福島県民健康管理調査では、原発事故が起きた当時18歳以下だった子ども36万人を対象に
甲状腺の超音波診断が行われている。事故から3年目となる今年の3月末までに、
対象となる子どものうち約29万人が受診。2次検査で穿刺細胞診を受けた
子どものうち90人が悪性または悪性疑いと診断され、51が摘出手術を実施。50人が甲状腺がんと確定している。
専門部会では、疫学を専門とする東京大学の渋谷健司教授が、この結果について、
スクリーニング効果による過剰診断が行われている可能性があると指摘。
また、放射線影響との因果関係を論ずるためには、比較対照群を設けるなど、制度設計の見直しが必要であると主張した。
これに対し、手術を実施している福島県立医大の鈴木真一教授は、
「過剰診療という言葉を使われたが、とらなくても良いものはとっていない。手術しているケースは過剰治療ではない」と主張。
「臨床的に明らかに声がかすれる人、リンパ節転移や肺転移などがほとんど」として、
放置できるものではないと説明した。(動画の52分40分頃)
渋谷教授は「しかし、健診して増えたのなら、過剰診断ではないか。リンパ節転移は何件あるのか」と追及すると、
鈴木教授は「取らなくてよいがんを取っているわけではない」と繰り返しつつも、
「ここで、リンパ節転移の数は、ここでは公表しない」と答えた。(1時間35分頃)