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■県や市から予算と土地
ASKA事件をキッカケに政官との癒着が次々と発覚しているパソナだが、兵庫県「淡路島」が「パソナ島」になってい
ることをご存じだろうか。
次々できるパソナグループの施設で島が埋め尽くされる勢いなのだ。
4年前、廃校になった市立野島小学校の跡地を淡路市から譲り受けて造ったレジャー施設「のじまスコーラ」を運営
するのは、「パソナふるさとインキュベーション」。
1階のカフェではウッドデッキで焼きたてパンを食べられ、2階のイタリアンではコース料理と音楽の生演奏を楽しめる。
3階のテラスでは瀬戸内海に沈む夕日を一望できる。
島の東側に車を30分ほど走らせると、古民家を改装した「春風林」に着く。
新神戸からパソナ所有のクルーズ船「コンチェルト」に乗せてきた国会議員や芸能人をもてなす施設で、コース料理
が食べられる。
いわば「淡路島の迎賓館」。元参議院議長の江田五月や落語の桂文枝も“おもてなし”を受けた。
そのそばには1人2000円で農業体験ができるパソナの農園「チャレンジファーム淡路」があり、北部にある県立淡路
島公園の中の4.3ヘクタールの敷地にはこれからパソナのテーマパーク「淡路マンガ・アニメアイランド」も建設する。
■不透明な関係が県議会でも問題に
まあ、淡路島はどこもかしこもパソナ、パソナなのだが、問題は施設の一部の土地が市からの無償譲渡であることだ。
さらに、パソナグループは「農業人材育成事業」として11年度に4億800万円、「淡路島6次産業人材育成事業」とし
て12年度に1億5400万円の予算を兵庫県から受け取っている。
日刊ゲンダイ[2014年6月11日]
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
写真左:パソナグループHPから、右:南部靖之代表
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『>>2につづく』