14/06/05 21:38:32.27 F8V7cgPV0
>>93
まず、第一に共産主義というのは社会の発展段階であって、個人とか集団が掲げる単なる理想
とは違うから。古代奴隷制とか原始共産制の社会にいきなり先物市場とか株式会社とか作ろう
としても無理でしょ。現代の資本主義の社会にいきなり共産主義を、それも一部の集団だけで
やろうとするのは、それこそオーエンやフーリエのやろうとしたことで、空想的社会主義という、
マルクスが正に批判した所だよ。
第二に、革命政党の専従党員は、「ただの労働者」ではないと思う。党財政に余裕がある時は
生活費を受け取ることもあるだろうけど、その余裕がなければアルバイトで自分の生活を
まかない、更に党財政への貢献を求められることもありうる。あるいは、もし日本が戦前のような
警察国家になったら、地下活動に入り、特高に拷問されても同士を売らない、そういう自己犠牲と
献身が要求される。党員ならばそれを入党時に宣誓している筈。
営利企業の従業員とは全く異なる。