14/06/01 21:45:14.14 5PLqgttO0
大学行ったことがない奴には分からないだろうけど、
大学の数学っていうのは、極めてシンプルな思考が求められる
高校までの数学は、なるべく抽象的な話は受験レベルや演習におさえて
具体的な問題を解いてきた。だから割と理解しやすかったと思う
しかし、大学に行くと、ガラッと状況が変わる
大学の数学の基本は、定義をおさえたうえで、まず定理や公理を覚える
そしてその覚えたものをつかって演習問題を解く。そして、また
新たな定理や公理を覚える。そして問題を解く
そして、また新たな定理や公理を覚える。そして問題・・の繰り返し
要するに高校までは具体的な問題を解く中で、定理や公理を導く楽しさを覚えていたが
大学以上になると、まず最初に抽象的な定理や公理の紹介から入る。だから、楽しさが半減するのね
そこからどんどん問題を解く中で、次の定理や公理につながり、それを覚えて覚えての
繰り返し。まさに、暗記の繰り返しなのだよ
そうやってくうちに研究レベルに到達する前にみんな脱落する
大学以降の数学の学問っていうのは、例えるなら
「とてつもなく広くて深い地下のビル]みたいなもの
日の当たってる範囲は1階の層までで、高校レベルの手が出せる範囲は
その半分くらいの領域だろう。そこから長い年月をかけて少しずつ
陣地を広げるしかないのだ