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■仕切り役は元財務省の天下り
ASKA事件で注目を集める人材派遣会社「パソナ」グループの迎賓館「仁風林」(東京・港区)を舞台にした
接待パーティー。
常連客には、国会で追及された田村憲久厚労相や小野寺五典防衛相など現職閣僚を含む与野党の政治
家の名前が次々と浮上。
政界に激震が走っているが、“接待漬け”されていたのは政界以外にもいる。霞が関のエリート官僚たちだ。
美女が体を密着させながら酒をつぎ、豪華料理に舌鼓を打つ―。
「仁風林」の接待パーティーは、さながら高級クラブのサロンのような雰囲気だったという。
接待客の人選や席の配置などを仕切っていたのは、南部靖之代表の“右腕”といわれ、「公共戦略事業・特
命担当」の肩書を持つ上斗米明・常務執行役員。財務省出身の天下り官僚だ。
「83年入省で、主税局主税企画官、関税局業務課長などを経て国税庁総務課長に就いたものの、なぜか、
たった5カ月で大臣官房付に異動し、そのまま辞職した。2010年に執行役員としてパソナに天下りしました」
(事情通)
霞が関で突然の大臣官房付の異動はスキャンダル絡みが多い。
南部代表はセクハラなどでミソを付けた有能な人材を利用するのがうまい。
ま、いろいろとあったのだろうが、上斗米氏が霞が関とのパイプになったのは間違いない。
日刊ゲンダイ[2014年5月31日]
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パソナ南部代表と迎賓館「仁風林」
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