14/05/17 20:43:21.07 yWs5k16B0 BE:803721355-PLT(16666) ポイント特典
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安定ヨウ素剤飲んでいた 福島県立医大 医師たちの偽りの「安全宣言」
福島市内にある医大。県民の健康管理調査や甲状腺がんの検査や診断を行い、放射線の研究施設なども持っている
あの原発事故の惨劇から、まもなく3年。 本誌は、県内唯一の医大である福島県立医科大学(以下、医大)の内部資料を入手した。地元の市井の医師の情報公開請求によって、初
めて開示された文書だ。そこには、医大の医師やその家族、
学生だけに放射性ヨウ素被害の予防薬である「安定ヨウ素剤」が配られていたことが記されている。
その詳細については後述するが、'11年3月の原発事故直後、フクシマは大混乱だった。
福島県庁は、県外の医療機関などから114万錠のヨウ素剤を緊急収集し各自治体に配ったが、服用については指示を出すことを躊躇(
ちゅうちょ)。結局、独自に決定した三春町を除いて、直接県民に配られることはなかった。その理由を県庁関係者は、こう説明する。
「汚染に関するデータがなかったこともあるが、医学界の権威の意見が大きく影響していました」
国が所管する放射線医学総合研究所は、3月14日に「指示が出るまで勝手にヨウ素剤を服用してはいけない」とする文書を発表。
同18日には、県の放射線健康リスク管理アドバイザーである山下俊一氏(現・県立医大副学長)が
「福島原発から30㎞ほど西に離れれば被曝量は(年間限度量の)1ミリシーベルト以下でヨウ素剤は不要」と、
医大の医師たちを前に強調した。同氏は県民向けの講演でも、「子供は外で遊んでいても問題ない」と断言している。
県立医大も、患者や相談に来た県民に山下氏たちの話をそのまま伝え、ヨウ素剤服用を勧めてはいなかった。
身内にだけ配っていた
だが医大内部資料によると、医師たちは秘かにヨウ素剤を飲んでいた。医大は、県から4000錠のヨウ素剤を入手。
1号機が水素爆発した3月12日から配り始め、多いところでは1000錠単位で院内の各科に渡していた。しかも、
医療行為を行わない職員の家族や学生にも配布。資料には「水に溶かしてすぐに飲むように」と、服用の仕方まで明記されているのである。
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