14/05/11 14:16:23.91 pRRRoO6T0
>>425
大昔にHGウェルズの宇宙戦争のラジオドラマがあって
これがあまりにもリアリティーがあったものだからみんな騙されて
街中がパニックになったという話を聞いたことがあるな。
しかし実際にはラジオという新媒体を恐れた新聞各社がでっち上げた騒動だ、ともいわれているが。
当時のナチスと欧米諸国の関係などを考えると、
君の意見通るならばこうした娯楽作品はその緊張関係を考慮し、理解した上で慎まなければならないということになるが。
かつて日本でもそのような娯楽作品に対する配慮を強制したことがあった。
第二次世界大戦中、米国と戦争を行っていたことを考慮し、米国をわかりやすい敵に見立てたアニメーションを多く制作させれ、
それを公開するのにも政府のさじ加減によって左右された。
この話は突き詰めれば検閲をよしとするかしないかという話になる。
日本でもソ連のように検閲され、作品がお蔵入りになっていいのだろうか?
俺はそうは思わない。どのような時代、どのような背景があろうが、創造作品は楽しまれるべきだし、
その中にリアリティーがあっても差し支えないと思う。そしてあらゆる表現や意見がそこに介在してもよいだろう。