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名古屋工業大学の藤正督教授の研究グループは、セラミックス原料を焼かずに固める技術を
確立した。
強度はコンクリートの約10倍。
従来のセラミックスのように焼成しないため低コストで環境負荷が小さく、収縮もほとんどない。
第1弾として新興窯業(岐阜県土岐市)と共同で歯車形のコースターを商品化した。
同技術はまず、セラミックス原料粒子をミルのような装置で回転させ、表面をこすり合わせて
化学反応が起こりやすい状態にする。
これに酸性や塩基性の反応溶液を混合すると表面が溶解し、粒子同士が結合。
常温なら型に入れて30分―1時間程度で自然に固化する。
耐熱温度は500度C。
焼成したセラミックスほど高温材料としての安定感はないが、焼成設備が不要なため、コスト
低減につながる。
商品化したコースターは同大建築・デザイン工学科の学生がデザインした歯車形状。
焼成による収縮がないため、複数枚の歯車がきれいにかみ合う。
価格は1枚入り350円と3枚入り950円で、当面は学内のみで販売する。
日刊工業新聞[2014年05月08日]
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
焼かないセラミックスでつくったコースター
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