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【カイロ=大内清】パレスチナ自治政府を担うパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハとガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは23日、共同声明を発表し、
パレスチナの分裂解消に向け、5週間以内の統一内閣樹立で合意したことを明らかにした。ハマスを「テロ組織」とみなすイスラエルの反発は必至。米国が仲介し、交渉期限が今月29日に迫る中東和平交渉に影響する可能性が高い。
ロイター通信などによると、イスラエル軍は合意成立直後にガザ北部へ空爆を実施。被害の程度は不明だが、合意を容認しないことを示す“威嚇”の可能性がある。
協議にあたったハマスの政治指導者、ハニヤ氏は23日、「分裂時代は終わりだ」と語った。
パレスチナは2007年以降、自治政府のあるヨルダン川西岸とハマス支配のガザとで分裂状態にある。
両者は11年にも和解文書に調印するなど分裂解消を模索したが、人事や権限配分などをめぐる争いで頓挫を繰り返してきた。今回の合意が最終的な和解につながるかは不透明だ。
今回の合意には、イスラエルとの和平交渉が手詰まり状態に陥るファタハが求心力の回復を狙ったことが背景にある。
ハマスも組織の源流であるムスリム同胞団を母体とするエジプトのモルシー前政権が昨年のクーデターで倒れ、後ろ盾を失っており、ファタハの「和解路線」と思惑が一致したもようだ。
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