07/07/13 05:31:54
同病相哀れんでっていうけど、
実際鬱病のしんどさはかかったことないと分からないんじゃないの?
だって自分もこんなだとは知らなかった。
言葉で説明されても無理だったと思う。
普通なら流せる程度の小さなストレスが座り込んでしまいたいほどの苦痛になる。
目が覚めたとき、ガラスに鉛の玉がめり込んで、自分の心も身体もぼろぼろに砕けて
しまうような思いがする。
少し身の回りのことをしたらぐったりして、一度横になったらもう起き上がることすら
ままならない。
こんな状況で根本療法とか気の持ちようとか言われてもどうしようもない。
重症の鬱というのは心の問題という次元を超えてる。
身体の底の方から、自分の意思とは関わりなくなんともいえない気分が「湧いてくる」。
身体を怪我して血が流れてればまず止血をして絆創膏をする。
その段階がすぎて安定したら、二度と同じストレスをためないように認知療法なり
自己啓発書を読むなりすればいい。
でも、同じ状態になったことがない人に説明するのは無理だとは思う。
私も、かなり信頼している友達がいたけど、感動することが大事とか、何事も
ありがたいと思わなくちゃだめだとか言われた。
でも、はっきり言ってそういう段階じゃなかったからもどかしかった。
今は幸い投薬療法が効いてきて、数ヵ月後には仕事に復帰できそうな状態まで
こぎつけた。
サプリも飲んだよ。結局肝臓に良くなくてやめたけど。
でも少なくともなんとか鬱病を治そうとして必死にあがいている人のことを悪く言う
気には絶対なれない。
治らないつらさはよく知ってるから。