07/02/06 21:11:13
芋や白米飯のようなでんぷん含有固形物は、主にその細胞内に
でんぶんを含有している。相当量のデキストリンにまで分解されている
状態も細胞内に留まっている状態。
一方、ショ糖含有食品は、主にショ糖そのモノか、外部に付着含有されたものが多い。
あるいはジュース・コーラなどはショ糖水溶液そのものである。
コレらか胃に入った場合、ショ糖含有食品のショ糖は、含有量全量が
一気に胃液他消化器官液に溶け込み、全量すべてが能動的ないしは
拡散的吸収の対象になってしまう。
しかし、米や芋は、でんぶんやデキストリンが全量一気に吸収の対象になる事は無い。
個体のしかも個々細胞内に含まれているゆえ、食物固体の内部と外部によって、体液に
溶け込む時間差が生まれるからだ。
結果として、芋や米のでんぶんないしはデキストリンが、一気に体内に
入り込む事は通常の食事では少なく、大して一方ショ糖含有食品飲料は逆である。
ショ糖・でんぶん自体の吸収メカニズムではなく、消化メカニズムによって、
食事含有のでんぶんとショ糖は、実態としてショ糖のほうが、早く血糖値が
上がるように見える・・、とされる場合が多い。