07/08/28 18:38:58
炭酸ガスに関して、以下のような情報を見つけた
質問
炭酸飲料の炭酸の量はどのように決めているのですか?
答え
JAS(ジャス)法という法律で決められている、炭酸飲料と呼んでもよい最低の炭酸ガスの量は、
ソーダ水ではガス圧が3.0kg/cm2以上であること、無果汁でフルーツ系の色や香りをつけたもの
では0.7kg/cm2以上、果汁や乳製品を加えたものでは、0.2kg/cm2以上であることが定められています。
缶、ビン、ペットなどの容器の点からは容器の強度が耐えられるガス圧、また飲んだときの
おいしいさの点からはおおよそ3~3.5kg/cm2くらいが限度で、しっかりとしたガスを持っているソーダや
コーラの炭酸の量がこれぐらいになります。ちなみに、3kg/cm2というのは、1平方センチあたり、
約3キロで押す力の炭酸ガスが詰まっているということですので、小さいビンでも容器の中は
意外と圧力がかかっています。
逆に、一般的に果汁入りや乳成分の入ったものはタンパクや繊維質(せんいしつ)を多く含み、
それが核となって、ちょっとした衝撃(しょうげき)で泡がたくさん発生し、栓を開けたとき大きく
吹きこぼれてしまう可能性があります。また、中味に栄養分が豊富なため、法律により容器に詰めた後、
熱をかけるなどして殺菌を行う必要もありますので、あまりガス圧を高くすることができません。
容器の強度や品質保証の点からみても炭酸ガスの量は2.0kg/cm2程度が限界のようで、
微炭酸と呼ばれます。