08/04/04 18:07:05 KWbxV0X3
匠に行ってきた。
花がいくつかあって華やかだったが店内は空席が目立った。
店の名前を冠する匠ラーメンを券売機で買って店員に渡し
カウンター席に腰掛けるとそこには大型のテレビがあった。
「おいおい、こんなもんに金かけるならラーメンのほうに力入れろよ…」
俺はそう言いかけたが店内ということもありすんでで言葉を飲み込んだ。
空席が目立つ割に店の回転はあまりよろしくない、もっとも蕾に比べれば遙かにいいんだが。
通称”食の体現”であり麺帝の異名を持つ狼煙という存在と比較するのが間違いなのだろう。
ようやく運ばれてきたラーメンはぱっとみ小さい。器が小さいのだ。
深さは普通のものより深いのだがこれでは見た目だけで物足りない気分になる。
具は大きなチャーシューと茎ワカメ?とネギと海苔。
貧相な印象である。
スープは濃厚でとろみがありほんのり柚子の風味がありなかなかいける。
麺はやや太麺でこしがありつるつるしている。全体的に津気屋に近い印象だ。
点数をつけるとすれば70点と言ったところだろう。
店を出て俺はふいにこう呟いた。
「彩流でつけ麺食ったほうがましだったな…」
特に意識して言った訳ではない、これが率直な感想であったのだろう。
帰りに行きつけのカレーの店さらじゅへ口直しに寄って帰ってきた。