スターバックスコーヒー専用スレッド31杯目at POT
スターバックスコーヒー専用スレッド31杯目 - 暇つぶし2ch354:名無しさん@( ・∀・)つ旦~
08/01/30 01:03:51
【コラム】「ハウイーおじさんが助けに来てくれた!」 米スターバックス-BusinessWeek [1/29]
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1 名前: ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7c(初代biz+ 支局長)φφφφ ★[] 投稿日:2008/01/29(火) 19:37:11 ID:???
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ハワード・シュルツ氏がCEO(最高経営責任者)に復帰した1月7日、米スターバックスは喜びに
包まれた*1。同社スタッフに人気のブログ「スターバックス・ゴシップ・ドット・コム」では、
「ハウイーおじさんが助けに来てくれた!」という投稿が掲載された。ウォール街も敏感に反応。
過去1年間下げ続けた同社株は、翌8日に8%も急騰した。

*1=シュルツ氏はコーヒー豆を販売していたスターバックスを買収して世界一のコーヒー
チェーンにした事実上の創業者

■カリスマ創業者がCEO復帰
会社の窮地を救ってくれる、先見性を持った創業者の復帰。これは産業界が好むおとぎ話だ。
言うまでもなく、重要なのは、そのリーダーが正しいビジョンを持っているかどうかだ。
復帰後に目覚ましい成果を上げた米アップルのスティーブ・ジョブズ氏は理想的だが、米ゲートウェイの
創業者テッド・ウェイト氏の例もある。2001年にCEO職に復帰したウェイト氏は昔の経営手法にこだわり、
ライバルに吸収される結果になった。スターバックスの観測筋の多くはシュルツ氏復帰を妥当と
考えているものの、成長を再活性化する戦略が同氏にあるか疑問視する声もある。

これは、もっともな疑問だ。シュルツ氏は完全に社を離れていたわけではなく、2000年に会長に
就いてからも積極的に経営に参画。決算発表の電話会議に出席したり、幹部宛にメモを送ってきた。
一方、株価は過去1年間で44%も下落。総売り上げは伸びているが、既存店販売は伸び悩んでいる。
シュルツ氏はその間もずっとCEOの時と同じ広いオフィスに座っていたのだ。

7日にシュルツ氏が打ち出した戦略に目新しさがないのも当然だ。国内での新規出店ペースを落とす
一方、海外投資を積極化し、新製品投入と店舗デザインの変更によって再び顧客との絆を強固にする
―というのがその柱だ。

だが、スターバックスは以前から、国内での新規出店を抑え、国際展開を優先してきた。
インターネット上に流出した2007年2月14日付幹部宛メモで、シュルツ氏は「かつてのロマンチックな
喫茶店の雰囲気を取り戻そう」と訴えていた。

1月7日の電話会議における最大のニュースと言えば、一部の不採算店を閉鎖し、経営の合理化を
図ると明言したことだろう。詳細は1月30日の決算報告の中で説明する予定だという。

創業者がCEOに返り咲いた場合、雇われCEOより自由度は高い。シュルツ氏には、音楽販売などの
新たな手法でスターバックスブランドを活用できることを証明してきた実績がある。

■成長軌道への回帰は困難
ただ、創業者の“古き良き日の思い出”が変革を妨げることもある。エール大学経営大学院副学部長の
ジェフリー・ソネンフェルド氏は、「過去への執着は危険だ。(企業は)博物館でもなければ、
宗教でもない」と警鐘を鳴らす。

今、競合他社の追い上げも厳しさを増している。米マクドナルドは全米の店舗にコーヒーカウンターを
設け、専門スタッフを配置する計画だ。世界に1万5011店を擁する94億ドル規模の巨大チェーンとしては、
ロマンチックな気分ばかりにも浸っていられない。

シュルツ氏の戦略を誤りと考えるアナリストが少なくとも1人いる。ドイツ銀行のマーク・グリーンバーグ氏だ。

「会社はいまだに店舗拡大を軸とした事業モデルに頼っている。(出店ペースを抑えて)消費者との
信頼関係を密にすれば何とかなるという考えは非常に危険だ」と同氏。「8日の株価上昇はシュルツ氏
復帰の“ご祝儀相場”にすぎない。それが来年の本質的な展望を示しているかといえば、答えはノーだ」。


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