08/05/20 21:55:23 8+aJGRJF
度々の出没&長文投稿申し訳ありません、>>919です。
>>925
仔細な解説、ありがとうございます。
これまで「サクサク」というのがどのような状態であるのかなど
考えた事もなく、まさに目から鱗の如しです。
脆性、硬度、気泡の発生を意識して色々な配合、温度、時間や
生地の作り方を試してみようと思います。
>>926
ご意見ありがとうございます。
確かに理屈だけでは物は出来ませんので、理屈に基づいた試行錯誤を繰り返す事で
経験として身に付けていこうと思います。
水分の多い生地については、恐らく小麦粉が水分を吸収することで澱粉が糊化し
粉同士の結合力が極端に高まるため、水分が沸騰する事により発生する気泡も
生地の硬さに負け、押し潰されてしまっているのではないかと思います。
これにより、詰まった生地となったまま焼成されるためガリガリになる…と。
この場合にも油分がある程度含まれていれば、糊化した澱粉を破壊する作用が
働くため、それほどガリガリにならずに済むのではないかと。
また、前出の資料より、糖分は糊化を抑える作用があるようですので、油分が破壊すべき
澱粉の量そのものが減り、結果的にサクサクに貢献していると考えています。
…合っていますでしょうか?
どの程度の配合比ならばガリガリにならずに済むのか、またその配合において
どの程度の温度で、どの程度の時間焼けば良いのか、そもそもその配合で
どのように生地を作ってゆくべきなのか…等々、考えるべき事は多いですので
またこちらにお世話になる事もあるかと思いますが、その際はよろしくお願い致します。