08/01/04 01:21:25 /krj7/w6 BE:318066375-2BP(0)
そもそもイタリアでは原則、
食べ終わった後の皿にソースが残らないように作るのが良しとされている。
例えばボンゴレならソースを完全に麺に吸わせるし、ラグーなら粉チーズで濃度をつけ麺にしっかり纏わせる。
ところが日本ではそういう作られ方はあまり好まれない。
日本人はあまり濃密な味を敬遠しがちだし、また汁気の多いジューシーな食べものを好む。
だから往々にして日本のスパゲッティはマイルドでたっぷりのソースの海に浸ったかのような状態で供される。
そういうスパゲッティは、スプーンを併用した方が食べやすく、よりおいしく味わえるだろう。
そして現実問題、日本ではそのような店の方が圧倒的に多い。