07/09/26 16:15:30 wtEAnBQS
初歩的ミス?歪曲?独島博物館の竹島位置に誤り
展示パネル、苦情受け撤去
韓国政府によって竹島(韓国名・独島)近くの鬱陵島(ウルルンド)に建設された「独
島博物館」のレリーフが、史料と食い違っていることがわかり、博物館は近く撤去するこ
とを明らかにした。レリーフは韓国の古地図をもとに、竹島が韓国領だと視覚的に示すた
めに作られた同館のシンボルだが、以前から日本人研究者らが「悪質な史実の歪曲(わい
きょく)だ」と指摘していた。
レリーフには、朝鮮半島と鬱陵島、さらに韓国が「竹島を指す」と主張する「于山島」
などが単純化されて描かれている。レリーフは、1481年に完成した朝鮮の地誌『東国
輿(よ)地勝覧』に所収されている古地図「八道総図」をもとに製作され、1997年の
開館当初から入口近くに展示されている。
古地図では鬱陵島のすぐ西隣に于山島が描かれているが、レリーフは逆で、竹島の位置
に当たる鬱陵島の東側に于山島がある。鬱陵-于山島の距離は、鬱陵島から竹島までの実
際の距離に近い数字(87・4キロ)が表示され、于山島こそ竹島と印象づけている。
日本側が竹島領有権主張の論拠とする『隠州視聴合記』(1667年)より、「八道総
図」が200年近く古いことから、韓国側はこちらを領有権主張のよりどころにしている。
同館のパンフレットの表紙にも「八道総図」が印刷されている。
産経新聞の取材に対し、同館の研究員(30)は、位置が違う理由について「来館者が
より見やすいように」と説明したが、「日本の研究者からクレームが多く、紛争の火種に
なるので近く撤去する予定だ。年内には別の展示に取り換える」と述べ、同館は初めて
「誤り」を認めた。
文献によれば、「八道総図」が描かれたころは、韓国側は鬱陵島と于山島の区別がつか
ず、違う島かどうかの認識もなかった。
竹島問題に詳しい下條正男・拓殖大教授の話「博物館という公的機関による虚偽展示の
影響は計り知れず、本当に取り換えるなら正しく取り換えるか興味深い」
URLリンク(www.iza.ne.jp)