08/04/23 15:54:23 ZgzYmkRt
2.讃岐の人って、うどんを噛まずに飲み込んで「のど越し」を味わうって本当?
まず、人間が通常食物を食べる際に、噛まずに飲み込むことはまず、考えられません。
これは表現の問題であって、いかに讃岐の人でもうどんをのどで味わうということはありませんね。
ただ、ちょっと思い当たることはあります。以前、京都の友人をうどん屋さんに連れて行った時、
隣のテーブルに座った人のうどんを食べる速さに、友人は「呆然、唖然....」としていたことがあります。
とにかく、食べるのが速い。丼に山盛りのうどんをあっという間に食べてしまう。その速さに、
殆ど噛まずに飲み込んでいると思っても仕方がないことかもしれません。
讃岐の人は、うどんを2~3本口に入れてゆっくり噛んで味わうという食べ方ではなく、
一挙に口に入れてその滑らかさと弾力(粘弾性)を味わうわけです。具体的にいうと、
感覚器官としては歯根膜(噛んだ時の歯根膜の歪が圧感覚として
「歯ごたえ」「歯ざわり」といった食感となる)で食感を、舌で滑らかさを感じているわけです。
といういことで、答えは....
「のど越しを味わうというより、讃岐の人のうどんの食べ方に特徴があって、多くの麺を口に頬張り、
素早く噛んでその食感(滑らかさと弾力)を一気に楽しむ傾向がある」ということでしょうか。
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