06/09/23 13:23:06 Pb9A+BzI
その日、ペニス部のキャプテンである吉村験は、一人でグランドの整備に勤しんでいた。
本来、こんなことは彼の仕事ではないが、後輩の一年は初の公式試合に出ていた。
二年に雑務を命じることもできたが、こういう時にはキャプテンが行うものだと、彼は自ら進んで請け負った。
部員の誰もが認める頼りになるキャプテン。それが吉村験だったが、彼が居残りをしている理由は別にあった。
それは、男子学生憧れの女教師であり、ペニス部の女コーチ、桔梗霧の更衣室…。
その更衣室の鍵が壊れていることを偶然耳にした彼は、たっぷり時間をかけながらグランドの整備を行い、人が掃けるのをじっと待っていたのだ。
桔梗霧は今年大学を卒業したばかりの新米教師で、担当教科は英語。そしてペニス部唯一のコーチだ。
かつて彼女はペニスの全国大会でベスト3に入り、またその美麗な容姿には、マスコミも注目する程だったが、
膝を故障して現役を退いた後は、学園ペニス部のコーチに就任していた。
積極的に、自らも実践しながら技術を指導する桔梗霧は、厳しいイメージのつきまとうコーチというよりは、
頼りがいのある姉のような存在で部員の皆から慕われ、厳しい練習の最中でも決して笑顔を絶やさない新任女コーチの姿に、
吉村はいつしか憧憬の念さえ送っていた。
そう。彼は、今まで感じ得たことのない成熟した女の色香に、妖しいときめきさえ覚えていたのだ。
周囲を窺いながら更衣室に忍び込んだ吉村は、真夏の湿気に溶けこんだデオドラントの香りに酔いながら、パンティを物色し、
妄想とともに次第に淫らな行為をエスカレートさせ、欲望を白い樹液とともに、桔梗霧のアンダースコートに放ってしまう。
そして翌日、再び更衣室に忍び込んだ彼は、犯人を捕らえようと潜んでいた桔梗霧に、その行為を見られてしまう。
必死に赦しを請う吉村。だが、口を開いた桔梗霧の提案は意外なものだった。
「私の……奴隷になりなさい」。
こうして始まった教師と学生との妖しく淫らな関係は、彼を無条件に慕う露出狂の女子学生、鳳仙エリスの介入により、
思わぬ方向へ進展して行く…。