07/09/21 18:50:19
危ない玄米食 米屋は、玄米食をしない
私たち米穀業を営む者の多くは、玄米食を自らは致しません。その理由は
1)玄米は決してきれいな物ではない。
お米は田んぼで採れるものです。ですからあたりまえですが、
いろんな異物が混入しています。被害粒や、細かい石粒はもちろんのこと
ガラス片、金属片や、玄米の乾燥の時に混入したと考えられるねずみのフンや
とても文章で書きづらい物まで、混入していたことがあります。それを精米の段階で、
最新型の選別機を通して排除し、お客様にお届けしています。
ただ、玄米の出荷の場合その選別機を通さない場合がほとんど。
(選別機が精米のラインに組込まれていて玄米の使用が困難な上、
白米に玄米が混入する恐れがあるため)です。当店では、玄米を販売する場合、
お客様にこのことについて、事前にお断りをしております。
2)残留農薬の問題
通常、お米を作る場合、何らかの農薬を使います。その農薬が残留するとしたら、
一番可能性の大きいのは、「もみ」の部分です。ただ、もみは生産者サイトでも
みすりを実施し取り除いて出荷されます。次に考えられるのは、玄米皮です。
いわゆるヌカの部分。この部分にはどうしても、残留農薬が残ります。
通常の精米ではこの部分を取り除いて出荷しますので、
残留農薬は皆無に等しくなると聞いております。ですから、玄米を食する場合は、
必ず、完全無農薬の有機栽培米を使用してください。その場合、
気をつけなければならないことは、第三者機関で認証を受けた物を使用してください。
なお、認証を受けた有機農産物には、有機JASマークがついています。
生産者が無農薬と言っても、私どもは悪質な生産者を多数知っております。
普通栽培のお米を有機栽培と販売している生産者も多数おります。
必ず、第三者機関で認証を受けたものを使ってください。
URLリンク(www.fukuimai.com)