07/07/11 19:05:34
弁当調理会社、無検査井戸水で洗浄…大阪・守口
大阪府守口市八雲中町の弁当調理会社「大三給食」(渡辺訓央社長)が、
食品衛生法に定められた水質検査を受けていない井戸水を調理用水に使っていたとして、
大阪府は8日、同社を9日の1日間、営業停止処分にした。
府によると、同社は、同法が定めている年1回以上の水質検査を受けていない井戸水を、
食材や食器の洗浄に使っていた。
また、卵焼きなど、賞味期限が最長で2年9か月超えた冷凍、冷蔵食材を50品目以上保管し、
一部を使用していたことも判明。
府は「食品衛生法に違反する可能性はあるが、ただちには問えない」として、
使用禁止と自主廃棄を指導した。
同社は大阪、奈良、兵庫の3府県の事業所など約220か所に、弁当1日8000食を製造。現在のところ、
健康被害の情報はないという。
読売新聞の取材に対し、渡辺社長は「水道代のコストを考えて井戸水を使ってしまった。
食材は賞味期限を確認しておらず、申し訳ないことをしたと反省している」と話している。