●サイゼリヤについて語ろう Part22●at FAMIRES
●サイゼリヤについて語ろう Part22● - 暇つぶし2ch847:一名でお待ちの名無し様
08/01/15 15:22:25 c2aB8GYk
漏れん家の近くのサイゼリヤ、トイレが店内ではなく、外にある。
そして、店内とトイレを繋ぐ廊下には、鍵の掛かっていない非常階段。

先日、勤めていた会社が倒産した。いきなりの無職だ。
社長は行方不明、今月分の給与は支払われる見込み無し。財布の中身は残り¥2,000-。

漏れは安く上げるためにサイゼリヤでミラノ風ドリアだけの夕食と思い、さっき食べ終ったところ。
そして、トイレに向かう途中で非常階段を見つめてる。
「逃げちゃおうか・・。楽勝だぞ・・」悪魔がささやく。
「まて、逃げるならミラノ風ドリアだけじゃつまらない、死ぬほど食って逃げよう。」魔王がささやく。

席に戻り、ステーキ、ピザ、ドリンクバー、サラダ、バエリア、スパゲッティー
食べて見たかったエスカルゴ、ハンバーグに一番高いワインを頼んだ。

落ち着かない気持ちで料理を待っていると、「お!ジャミーじゃないか!」
ジャミーとは漏れのあだ名である。見ると、とんがり先輩が立っていた。
「なんだ、一人か、座るぞ。」とんがり先輩とその彼女は漏れがしゃべる前に席に着いた。
{まずい・・・}漏れは思う。{とんがり先輩は最悪だ。}過去に居酒屋で死ぬほど飲み食いした挙句、漏れを残して
トンズラした人だ。漏れはその居酒屋で土下座して皿洗いのバイトを始めて飲食代返したんだ。
地元では有名な超不良。その名も とんがり先輩だ。
しかも、今日は漏れが食い逃げしなけらばならないのに。どうしよう・・。
とんがり先輩と彼女は料理を頼み、他愛の無い話をして盛り上がっている。
料理が運ばれてきた。テーブルに乗り切らないほどの料理。
「ど・・どうぞ食べてください・・。」そう言った漏れをとんがり先輩は目を丸くして見つめていた。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch