05/05/23 17:23:30
ここ読んでるとリオ思い出したじゃないか。
くぅ堪らん。
ドアを開けるとスパイスの刺激的な香りとヒゲのマスターの笑顔が出迎えてくれる。
落ち着いた店内はマスターが趣味で集めた調度品が感じよく並び目を楽しませる。
味にこだわるからには水にもこだわってシーガルフォーを驕る。
カレーソースはイギリスの流れを汲む。
極めて丁寧なその製法は完成まで5日掛かるという。
ライスはインディカ米を使ったサフランライス。
さすがリオ、ここまでされるとカレー通は降参でしょう。
トッピングも手は抜かず冷凍物、出来合い物は一切無し。
注文を受けてから調理を始めるので待たされるが味は流石というしかない。
これまでで一番感動したのはエビフライカレー。
トッピングのエビが車エビ1匹を使った大きなものでそれだけでも凄いが
小鍋に取り分けたカレーソースにエビ味噌を投入し軽く煮込んだそれはまさにカレーオブシュリンプ。
そんな素敵なカレー屋さんリオがもう無いなんて信じられない。
あのマスターのことだ、一回り、いや二周りは大きなスケールのカレーを引っ提げて帰ってくると思う。
いや、きっとその筈だ。