07/02/12 19:15:13 siPxA0jA
常盤台駅16時過ぎ。
各社の報道陣が事故現場付近に押し寄せる。
現場を見ればわかるが、あの逃げ場のない線路内に
自分のことを考えず、人を助けるために突入していった
宮本巡査部長の勇気は計り知れない。
自分だったらできないと思う。
以前、交番で道を聞いたとき親切に教えてくれたのが
宮本さんだったというのもあり本当に悲しい。
こういう方がいたということはけして忘れたくない。
現場には宮本巡査部長死亡の知らせを受け
わらわらと報道陣が集まってきたわけだが・・・
3流プロダクションのレポーターとディレクターはカメラを据えた
事故現場の目の前で笑いながら話していたのを見て腹が立った。
たわいもない雑談かもしれないが、多くの地元の住民が信号待ちで
遮断機の前に立っているのだ。
先ほど、天に召された一人の人間が重傷を負った現場の目の前なんだ。
彼らも仕事で来たのだろうけど、少しは配慮してほしかった。
こういうことが宮本さんの死を無駄にしているように感じて悔しかった。
交番前には若い二人の警官が多くの報道陣を前に神妙な顔つきで立っている。
彼らは一人の先輩の精神を受け継ぎ、これから市民を守ってくれることだろう。
宮本さん、安らかにお眠りください。