06/09/27 12:33:58
どうせだから、この際に>>5に表記されてるものの内、ビタミン類をまとめて解説するよ。
ただ、古い記憶だけで書いてる部分もあるので、間違ってるところは指摘してくれ。
■ビタミンA
パルミチン酸レチノールは、「動物性の」ビタミンA誘導体。これは多分合成かな。
天然抽出は聞いた事がないな。
昔は魚から抽出してたと聞いた事あるが、今でも天然抽出のもやっぱりあるの??
■βカロテン
間違いなく天然。γカロテンその他、βカロテン以外の表記があるから。
■ビタミンC
材料見ると合成と天然の総量って気がする。とにかく判別が付け難い。
その理由を書くと、アスコルビン酸は、最近の合成法では、天然のアスコルビン酸と
「何から何まで全く同じ」L-アスコルビン酸を作る事が出来るから。
だから、合成と天然の違いに拘る必要性はかなり薄いんだよね。
語弊があるといけないので更に詳しく書くと、よく天然抽出と合成物の違いについてもっとも
らしく書く人がいるが、それは天然の食べ物に含まれるビタミンC以外のもの(例えばフラボノイド)
が相互的に生み出す作用であって、L-アスコルビン酸としての作用は全く変わらないので。
■ビタミンD
コレカルシフェロール(ビタミンD3)は、天然にそれを充分量含むものがほとんど
ないと思うのだけど、天然抽出なんか出来るの?よく知らないので判別不能。
■ビタミンE
完全天然抽出は、d-α-トコフェロールで「天然ビタミンE」。
アライブの酢酸d-α-トコフェロールは「天然『型』ビタミンE」。
ややこしいが、打錠する過程や保存中の酸化を防ぐ為に酢酸によりエステル化(=アセチル化)
してるので、元は天然抽出だが化学的な処理は入っているものという事になる。
カプセルの形状によってはd-α-トコフェロールの状態で入れる事も出来る筈なので、
「天然ビタミンE」(「天然『型』ビタミンE」ではなく)を使ったビタミン剤もあるとは思う。
ただ、ホンの少しだけ生理活性が落ちる弱点はあるものの、特に錠剤の場合はアセチル化を行う。
■ビタミンK
フィトナジオンは、ビタミンK1。
よって天然。(ビタミンK1~K7の内K3~K7は合成)
■ビタミンB群
天然抽出からのみでビタミンB群をバランスよく配合するのはほぼ無理なので、
合成もあるだろうね。ただ、アライブに混ざってる野菜屑(wを見ると、天然由来のものも
結構ある気がする。※を付けたものは天然の可能性もあり。
ビタミンB1(チアミンモノニトレート)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシンアミド)
※ビタミンB5(d-パントテン酸カルシウム)
※ビタミンB6(ピリドキシンHCl/ピリドキサル-5′-リン酸)
※ビタミンB7/ビタミンH(ビオチン)
※ビタミンB9(葉酸)
※ビタミンB12(シアノコバラミン)
なんか最後ら辺は疲れて適当だし(w、ハッキリしない答えも多くてスマンが、
値段を考えりゃアライブはかなり優秀なマルチビタミンだと思うよ。