05/05/16 21:24:17
>>513-514
標準化(standardized)というのは、
天然のハーブ類から抽出されるエキスについて用いられますが、こういう意味です。
ハーブ類は天然ですから、当然その成分にはばらつきがあります。
さらには、抽出エキスの濃縮方法によっても成分は様々になります。
そのため、単に抽出濃縮してエキスとして販売すると、A社のエキスとB社のエキスとでは、
中身が大きく異なる可能性があるわけです。
そこで、濃縮倍率や中に含まれる有効成分の割合などについて基準を定め、
その基準に合致しているものを、標準化されたエキス、と称するのです。
イチョウ葉の場合、ドイツのコミッションEの基準が用いられる事が一般的で、カプセルに120mgのエキス、
濃縮は50:1、フラボノイド配糖体24%以上、テルペンラクトン6%以上、ギンコール酸1ppm以下、
というのが基準になります。