04/06/01 11:11
++5LG7FE氏の書き込みがいかに「馬鹿」であるかを検証しましょう。
>酵素が壊れていない食品はどうして必要なのでしょうか。
>まず第一に、私達の消化器官に負担をかけず、酵素生産の浪費を防いでくれます。
>肉でも、魚でも、果物でも野菜でも、実はそのもの自体が消化されるための酵素を
>持っています。このようなものだけを食べている分には、体の負担は最小限に抑えられます。
のっけから全くの誤りです。
もしそうであれば、経管栄養の患者さんはぐんぐん回復するはずです。
じっさいには、経管栄養や点滴の患者さん、つまり固形分を摂取しない場合、
腸管の壁が弱っていき、敗血症のリスクが格段に高くなります。
また、食材自体の酵素による分解産物と、私達が吸収するのに適当な産物は
必ずしもイコールではありません。「消化」というのは一様ではないのです。
>肝臓も胃も十二指腸も、膵臓もフルに消化に加担しなければならないわけです。
>これら一連の工程において、消化酵素が多量に無駄使いになるわけです。
(中略)
>せっかくの食物酵素を利用しない私達は、いわば体内酵素のムダ使い、大変な浪費を
>行いながら、消化器系に多大な負担をかけながら生活しているのが現状なのです。
それが何で浪費になるのかが分からない。
酵素には食べ物に応じて作る分と、常につくり続けている分があります。
常に発現してる遺伝子は「ハウスキーピング遺伝子」、
基質(この場合は食べ物)に応じて発現する遺伝子は「誘導型遺伝子」、
誘導型遺伝子も、普段はゼロではなく低レベルの発現を続けています。
酵素誘導は最小限のエネルギーで最大の効果を上げられるシステムでsu.