05/08/11 02:34:45
食品栄養学専攻の教授が「食用犬論争には一考の価値もない」として末伏(8月10日・立秋後最初の庚の日)を控えて『韓国人と犬肉』という本を発行した。
チュンチョン大学アン・ヨングン教授が著者。
アン教授は本の中で、国内外で犬を食べるようになった歴史から犬関連の説話・夢、食用犬の種類、薬理的効果、犬をつかまえる方法、これまでの論争に
ついても整理・紹介し、犬と犬肉に関する談論を集大成した。
また「愛犬文化自体が西欧文明の否定的影響の一つで、家族制度の崩壊によるもの。自分が好きだからといって他人にも犬をかわいがるよう強要するのは問題だ」
ともいう。韓国における犬肉食用の歴史を探る過程で、4世紀頃の高句麗アナク古墳の壁画から倉庫で屠殺された犬が鉤にかけられている姿を見つけたのも目を引く一場面だ。
アン教授は犬肉のスープや寄せ鍋など伝統的犬肉料理を食べる方法はもちろん、焼きもの、蒸しもの、煮もの、串焼き、てんぷら、腸詰、ギョウザ、干肉、しゃぶしゃぶ、
スープ、缶詰など新しい食品化の可能性についても真摯な議論をしている。彼は「犬肉論争の構造的問題」という章で、犬肉を食べない日本人による植民地支配の影響をあげ、「キムチとともに世界的な食べ物にすべきものが犬肉」と主張している。
URLリンク(japanese.chosun.com)