06/08/24 23:19:18
マクロビオティックの根本は陰陽道。これは古代中国、漢の初期(紀元前3世紀)に
宇宙万物を説明する理論として陰陽五行説を体系化したものだ。
ここでは万物を陰と陽の二種の気の働きとして捉え、これを統一する原初の絶対を
太極とした(太極拳の太極だ。どうでもいいがw)
陰陽の異なった結びつき方で木火土金水(もくかどこんすい)の五行が生じ
これがつながったり争ったりで「十干十二支」の組み合わせが作られた。
十干は五行を陰陽(兄弟)に分け
甲(木の兄:きのえ)乙(木の弟:きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)以下
戊、己、庚、辛、壬、癸の10個。いわゆる「こう、おつ、へい、てい・・」だ。
十二支は子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥。いわゆる「えと」だ。
宇宙万物は“すべて”この組み合わせにより作られていて運動してるとする。
これは方角、年、日、時刻にまで当てはめられ年では十干が十二支と組み合わされ
暦が60年で一周する。それで61年目を「還暦」という。
馴染みは深いがここまで説明すればわかるだろ?これで宇宙が説明できるか?
この五行は古代中国が五個の惑星しか知らなかった天文学を根拠とするもの。
言ってみれば占星術だ。
惑星の数とて9個だ、12個だ、いや8個だといわれる21世紀に女の子の恋愛占い
ならまだしも、健康に直結する食事を星占いでやられたんじゃたまらないぜって。
宇宙万物は五行による、つまり食事にも絶対の法則であるというのがマクロ。
マクロ信者、ここをよく考えろ。