05/10/05 04:00:08
親中派のサイトでさえも、ナショナリズムを煽る支那人を嘆いています。
軍人どころか、大学教授が台湾に攻め込めば、景気はさらに良くなって中国は幸せになれると言い出した。
魯迅の阿Q正伝の世界だ。
ナショナリズム熱中症の中国「バブル大学教授」
ではバブル教授の台湾問題とはなにか。閻学通(清華大学国際問題研究所所長)曰く、「台湾の独立派は、
二〇〇六年には新憲法を制定し、二〇〇七年には独立をめぐる住民投票を行い、二〇〇八年八月の
北京オリンピック開会式に台湾独立宣言を企図している」。 閻学通(清華大学国際問題研究所所長)
この「台独プログラム阻止」が解放軍タカ派の戦略らしい。ならば、「平和のためのオリンピック」ではなく、
「戦争準備のためのオリンピック」にならざるをえない。閻学通は本末を転倒している。
閻学通はまた「台湾海峡でもし軍事衝突が発生するならば、必ずや巨大な内需拡大がもたらされ、この内需を
目指して国際投資がやってくる」とも書く。
これはほとんどマンガ的な空想だ。一方で核の恫喝、他方で軍需による内需拡大、そして外資がこれに
群がる白日夢は、妄想でしかない。かくも幼稚な核脅迫論を清華大学教授の閻学通が書き、
これを「中国の知性」を誇る北京大学出版社が出す(『国際形勢与台湾問題予測』)。
中国の一部知識人はいまナショナリズムに犯されて頭脳は熱中症らしい。愛国者を自称する中国の
「愛国賊」は、疑似市場経済のもとで、原稿料の荒稼ぎ、売れる本なら何でも書こうという魂胆らしい。
この種の機会主義者の思想と行動には、冷水を浴びせることが必要だ。胡錦濤の治世の基本姿勢がいま
厳しく問われている。
URLリンク(www.21ccs.jp)