03/07/16 20:07
中学二年生のA子は、明るく活発な性格で、親しみやすい友達も多くいた。
友人同士の遊びのひとつが携帯電話のEメール。
やがてEメールアドレスは友達から友達へと伝わり、知らない相手ともメッセージのやり取りをする遊びに発展した。
相手の顔が見えず、声も聞こえない安心感からEメール遊びが続いた。
ある日、Eメールに「ヤセル クスリ アルヨ!」のメッセージが入ったことを思い出した。
超ネアカ、と友達に言われるA子だったが、自分は人より太っている、ということを劣等感として持ち続けていた。
悩みを打ち明けることが出来ず、心の奥深くに仕舞い込んでいたのだ。
痩せようと決心したA子がEメールを通して手に入れた「ヤセルクスリ」はハッピーターンだった。