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政府は旧統一教会をめぐる被害者救済の為の新法を閣議決定し、国会に提出しました。一方、教団は信者に対し「献金は自らの意思で行った」とする誓約書にサインさせていることが明らかに。目的は“返金阻止”なのでしょうか。
■誓約書を持ってこられ… 元信者語る教団の“返金阻止”の実態
11月に旧統一教会を脱会した70代の女性。庭の土の中から出てきたのは水晶玉でした。
「あ、これ。出てきました。この水晶パワーで、うちの運勢が全部良いほうに変わっていく」
ーーいくらぐらいだったのか?
元信者の女性
「全部で120万やったかなと思う」
女性は信者から勧められて4年ほど前に購入。家の四隅に埋めました。
これまで献金や物品の購入で、合わせて2500万円ほど使ったといいます。
脱会する直前の2022年9月下旬~10月上旬、顔見知りの信者2人が訪ね、ある書類にサインを求めてきたといいます。
元信者の女性
「これ書いてほしいと言って書類を持ってこられた。『私は強制されて献金したのではなくて、自分から進んでした』ような」
過去の献金や物品購入について「教団からの強制ではなく自らの意思で行った」とする誓約書だったといいます。
元信者の女性
「これを書いてしまったら大変なことになると思いながら書いた。誓約書によってこれがネックになって、お金は一切、1円も戻らないと思った」
誓約書にサインしたことを悩んでいたとき、今度は婦人部長らが現れ、“返金を求めた別の信者”の話をしたといいます。
元信者の女性
「『全部、献金したものを返してくれ』と言われて返したら、そこの息子さんが自死したという話をした。結局、地獄に落ちるということ」
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TBS NEWS DIG
2022年12月2日(金) 10:50
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