21/03/29 20:51:39.52 CAP_USER9.net
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韓国人の勘違い
―バイデン政権の人権攻勢を文在寅政権は予想していたのでしょうか?
鈴置:これほど強力とは考えていなかったようです。政府系紙、ハンギョレが政府機関、統一研究院のソ・ボヒョク研究委員にインタビューしています。「戦争無しに生きる権利も人権…北朝鮮の人権、平和権の側面からも見る必要あり」(3月22日、韓国語版)です。
この記事も、北朝鮮の人権問題を批判しない文在寅政権を「歯切れ悪く」弁護したものです。ソ・ボヒョク研究委員は「価値外交、人権問題を掲げるバイデン政権に北朝鮮が反発しないか」との質問に以下のように答えています。
・年中繰り返される米国の人権への言及を韓国が拒否することは難しい。しかし、そうだからといって米国が同盟を無視してまで北朝鮮の人権問題を最上位に引き上げることはない。
韓国人によくある勘違いです。「韓国は同盟国なのだから最後は米国は言うことを聞いてくれる」と彼らは信じ込んでいる。でも、それは同盟が正常に維持されている時の話。
同盟の相手が二股外交に転じれば誠実な政権にとりかえるか、それが無理なら同盟を打ち切ろうと普通は考えるものです。現に米国は北朝鮮の人権問題への言及をやめないばかりか、韓国の人権問題まで言い出した。明らかに反米左翼政権の交代を狙っているのです。
周囲の空気を読まない文在寅
―文在寅政権は世界の動きを読めていないのですね。
鈴置:その通りです。米国についてだけでなく、北朝鮮、日本、中国がどう動くかをまるで読んでいない。
他人の捨てる牌をまったく見ずに、自分の手作りだけを考えてマージャンを打っているようなものです。運が良ければ大きな手を上がれるかもしれませんが、ほとんどの場合、相手に振り込みます。
ブリンケン長官が韓国を去って1週間後の3月25日、ロシアのラブロフ外相がソウルで鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と会いました。
国交樹立30年を記念しての外相会談と韓国政府は説明しましたが、外交関係者の間では、対米けん制を狙った韓ロの外交劇と見る向きが多い。
韓国が米韓2+2で中国包囲網への参加を拒否した直後だったことに加え、ラブロフ外相が中国を訪問したその足で韓国を訪れた。「米国や日本という海洋勢力が中国をいじめるのなら、我々は団結するぞ」と大陸諸国が見せつけたように映るのです。
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