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東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が11日、辞意を固めた。
福岡県久留米市のJR久留米駅のコンコースでの「フラワーデモ」には、「わきまえていたら私たちの声は届かない」などと書かれた手作りのプラカードや花を手にした男女約40人が集まった。呼び掛け人の一人、福岡市の臨床心理士、黒瀬まり子さん(43)は、森喜朗会長辞意の報に「これまでなら批判だけで終わっていたかもしれないが、辞任に至ったというのはそうではなくなったということの表れ。声を上げ続けることの大事さを今回の問題で改めて感じた」と話した。
大牟田市から参加した50代の女性はフラワーデモに3回目の参加。森氏の後任には元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が就任する見通しだが、「新型コロナウイルスの感染拡大もあって五輪の開催自体どうなるか危ういが、トップに就く人は五輪の理念をきちんと理解して会長職に当たってほしい」と注文をつけた。
熊本市中心部の繁華街近くであった「フラワーデモ」では、男女11人がプラカードなどを掲げて森氏の辞任を訴えた。
熊本県荒尾市のカウンセラーの女性(54)は「本当に許せない。辞任で終わらせられる問題ではない」と批判。森氏の発言などに憤りを感じて初めて参加した熊本市中央区の非常勤講師の女性(59)は「発言はあまりにも時代錯誤。本当の意味での男女平等が実現するように保守層の意識が変わってほしい」と指摘したうえで、「後任にまた男性が就くと結局同じことになるのでは」と語った。【山口桂子、栗栖由喜】
毎日新聞
2021年2月11日 21時08分
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