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「各国は緊密につながり、人類運命を共にしている」「国家間に競争は存在するが、それはポジティブな良性のものでなければならない。道徳上の最低ラインと国際基準は守る必要がある」―今月22日、第75回国連総会の一般討論で行われた習近平国家主席の演説に、日本を含む各国の人々が共鳴しています。
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習主席はこの演説で、「我々は相互に連結し、苦楽を共にする『地球村』に暮らしている。各国は緊密につながり、人類は運命を共にしている。利害を共にする運命共同体の意識を樹立し、狭いグループやゼロサムゲームの思考から脱するべきだ」と述べたうえで、さらに「経済グローバル化の大勢に直面して、ダチョウのように頭を砂中に隠して見えない振りをすることや、ドン・キホーテのように槍を振り回して抵抗することは、いずれも歴史的法則に背いている。世界は互いに封鎖し合う孤立状態へと後退することはできない。ましてや人為的に切り離すことはできようもない」と述べました。
演説のこの部分に共感を示した日本の鳩山由紀夫元首相は、「自らの利益ばかりを優先しても、それは最終的に自らの利益を損なう結果になる。グローバル化の世界においてかたくなに切り離しを推進することは、ポストコロナの世界経済回復にマイナスの影響をもたらすだけだ」と語りました。
また、同じく習主席が演説で述べた、「国と国との間に食い違いがあるのは正常なことであり、それらは対話と協議を通じて適切に解消されるべきだ。国家間に競争は存在するが、それはポジティブな良性のものでなければならない。道徳上の最低ラインと国際基準は守る必要がある」という内容について、東日本国際大学で客員教授を務める西園寺一晃氏は「人類共通の脅威に対応するには運命共同体の理念をもって相互協力を強化すべきである。また価値観や制度の多様性を尊重しなければならない。新型コロナ禍を通して、人類は団結しなければ壊滅する恐れもあるのだということを認識した」と示しました。(提供/CRI)