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昨年７月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相（５７）（自民党を離党）が、妻の案里・参院議員（４６）（同）の選挙事務所に使われた場所で、地元議員や陣営幹部らに現金を提供していたことが関係者の話でわかった。選挙期間中を含め約１０回、１０人近くに上ったという。克行容疑者が公示日に案里容疑者の演説会場で現金を渡していたことも判明した。東京地検特捜部などは買収の意図を裏付ける行為とみている。
関係者によると、克行容疑者は同４月下旬頃～７月中旬頃、参院選で選挙事務所となった広島市や広島県呉市にある案里容疑者の事務所で、約１０回にわたり県議や市議、町議、陣営関係者ら１０人近くに５万～５０万円を提供。このうち選挙期間中の７月中旬頃には、呉市の事務所で地元議員に３０万円を渡したという。
読売新聞
2020/06/25 08:06
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
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