【沖縄県知事選】報道機関に「怪情報」 5日後にはブログ掲載 覆面の発信者㊦ 沖縄フェイクを追う~ネットに潜む闇~(2)at SEIJINEWSPLUS
【沖縄県知事選】報道機関に「怪情報」 5日後にはブログ掲載 覆面の発信者㊦ 沖縄フェイクを追う~ネットに潜む闇~(2) - 暇つぶし2ch1:クロ ★
19/01/03 22:14:13.58 CAP_USER9.net
 一通の転送メールが本紙記者の元に届いた。沖縄県知事選挙が告示される6日前の2018年9月7日だった。メールの内容は県知事選への立候補を予定していた玉城デニー氏(現沖縄県知事)が過去にある反社会的行動に関わったという内容のものだった。情報の出どころは一切書かれていない。だが、メールには何人もの固有名詞が書かれていた。詳細な記述もあり、事情をよく知っているかのような文面だった。
 ある反社会的行動とは「大麻吸引」だ。メールの冒頭には「玉城デニーの大麻疑惑」と記されていた。35年前に働いていたとされる会社で、大麻を吸っていた社員が複数いたとし、その中の一人が玉城氏だった、と記述している。
 情報を基に琉球新報の知事選取材班は、玉城氏の行為を把握していたとされる「当時の親会社代表」や「当時の社長」として名前が挙げられた2人の人物に取材した。2人とも完全否定し「全部うそだ」「勝手に名前を使われた」と困惑気味に話した。
 玉城氏本人にも取材した。大麻吸引の有無とこの会社の勤務経験があるかを問うと「大麻を吸引したこともないし、この会社で勤務した事実もない」と明確に否定した。
 本紙記者に転送メールを送ったのは、県外の新聞社に勤める記者だった。聞くと、県外の複数のメディアの記者に送りつけられたメールで、回り回って入手したようだ。元の発信先はたどることができなかった。この記者は送られてきたメールを「メール爆弾」と呼んだ。
 メールには情報提供者として「県内経済団体関係者」と記されていた。だが、選挙取材の期間中を含め、現時点でもこの「県内経済団体関係者」が何者なのか、実在するのかも含めて分かっていない。
 告示前には「大麻吸引」の他にも、玉城氏を対象にした根拠不明の言説が飛び交い、本人の元にも届いていた。
 玉城氏側は9日、犯罪に関与したかのような書き込みについて被疑者不詳のまま、那覇署に名誉毀損(めいよきそん)の疑いで告訴状を提出した。
 告訴の後も「大麻吸引」に関する言説の流布は途絶えることはなかった。それどころか、多くのサイトやブログに疑惑として取り上げられ、さらにツイッター(短文投稿サイト)でも数多く発信され、大規模に拡散された。玉城氏は9月24日に、ツイッターで「大麻→事実無根」と発信した。選挙期間中だっただけに、たとえ、フェイク(偽)であったとしても影響を無視できなかったようだ。
 「大麻吸引」の言説を最初に発信したネット上の媒体はどれだったのか。琉球新報がネットを調べ、たどりついたのは「2018年沖縄県知事選について考えるブログ。」と題したブログだった。内容は県外新聞社の記者に送られてきたメールの内容とほぼ一緒だった。さらにどこで入手したのか、玉城氏の若い頃の写真も掲載されていた。
 最初に「大麻吸引」の件が掲載されたのは2018年9月12日だ。報道関係者に「大麻疑惑」のメールが出回ったのは9月7日だった。ブログ掲載より5日早い。
 ブログとメールの「覆面の発信者」は同一人物か、それとも別人か、現時点でも判明していない。
 (ファクトチェック取材班・宮城久緒)
2につづく
琉球新報
2019年1月3日 05:00
URLリンク(ryukyushimpo.jp)


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