18/11/20 12:31:58.52 CAP_USER9.net
■百田氏発言とその書き起こし
速報です。
11月20日の虎ノ門ニュースにて、百田尚樹氏が、Wikipediaの無断転載が『日本国紀』にあることを認めました。開始19分あたりを参照ください(重要箇所は下に書き起こししています)。
URLリンク(youtu.be)
重要部分の書き起こし
『一番腹立ったのは、百田のこの本は、Wikipediaからパクってコピペしとると。これが腹立ってね。僕ね、この本書くのに、どれだけ資料揃えたかと、山のように資料揃えた。そんなかにはねWikipediaもそりゃあるよ。そりゃWikipediaから引用したもんとか、借りたもんとかある。でもねそんなもんはこの本の中の零点何パーセントなんですよ。これ原稿用紙でだいたい800枚くらい以上なんですけど、まぁWikipediaから借りたものなんていうのは原稿用紙なおすと、まぁ1ページ分か、せいぜい2ページあるかないか。……そう、それをね、もうネット上で、これも、これも、これもって、でもね、それもね、大半が、それ「歴史的事実」やし、誰書いても一緒の話や。』
【DHC】11/20(火) 百田尚樹×上島嘉郎×居島一平【虎ノ門ニュース】
■コメントの要点と今後の予想
まずこの百田氏の発言のうち、なにより重要な点は、Wikipedikaからの無断転載を認めたことです。百田氏の言い訳としては、その分量は少ない、そして「歴史的事実」だから誰が書いても同じだということのようです。しかし、既に本ブログにおいて詳説してきたように、Wikipediaからのみならず様々な媒体からコピペが確認され、その分量もとても原稿用紙1ページ2ページで収まるものではありません。
なお一部で誤解がありますが、「歴史的事実」とは「昭和32年生まれ」といった情報のことであり、翻訳や表現・語彙・構成は「歴史的事実」ではありません。したがって百田氏の言い訳は、非常に苦しいものであると言わざるを得ません。「渾身の書き下ろし」であるはずの『日本国紀』が、誰が書いても同じ「歴史的事実」でしかなかったとは驚きです。
また本ブログではこれまでの経緯について幻冬舎に報告し、これら問題点についてどの様に対応するのか問い合わせる予定です。詳細は追って報告いたします。
無断転載を認めた以上、著者の百田尚樹氏、編集の有本香氏、そして出版元の幻冬舎には真摯な反省の公表が求められるでしょう。現在判明しているコピペ箇所は以下の記事を参照ください。
【日本コピペ紀】Wikipediaやウェブサイトなどとの類似表現報告まとめ【日の丸すら】
URLリンク(rondan.net)
論壇net
2018.11.20
URLリンク(rondan.net)