18/08/23 16:32:32.75 CAP_USER9.net
安倍首相と石破茂元幹事長の事実上の一騎打ちとなった自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)の討論日程を巡り、両陣営が火花を散らしている。
党総裁選挙管理委員会の遊説担当者が22日、討論会や街頭演説の日程を協議したのだが、極端な実施数の少なさに石破陣営が反発。物別れに終わった。
圧倒的勝利で3選を目指す安倍首相は失点を抑えるため、石破氏との徹底討論を避けている。その意向が反映されたのか、選挙管理委で提示された日程素案は討論会2回、街頭演説3日程度。5人が立候補し、安倍首相と石破氏との決選投票までもつれ込んだ前々回2012年と比べると、その差は歴然だ。テレビの討論番組8回、党主催討論会1回、インターネット公開討論会1回、全国遊説16カ所をこなしていた。
安倍首相がロシア極東のウラジオストクで開催される東方経済フォーラム(9月11~13日)に出席するため、その外遊日程に配慮したものだというが、とってつけたような理由。「逃げるは恥だが役に立つ」選挙戦となりそうだ。
その一方、出馬表明を先送りしている安倍首相は23日、夏休みを切り上げてトランプ米大統領と電話会談。その後、報道陣のぶら下がり取材に応じ、「朝鮮半島の完全な非核化を実現する方針で日米は完全に一致している」などと“外交の安倍”を演出した。今週末から地方行脚を再開。26日に鹿児島県内で党県連会合に出席し、その後に正式に出馬表明する予定だ。安倍首相が好んで使う「明治維新から150年」という節目にからめ、地元の山口県との「薩長同盟」をアピールする狙いだという。
日刊ゲンダイ
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