18/05/22 20:27:15.38 CAP_USER9.net
愛媛県が２１日国会に提出した資料には、３年前の４月２日に県の担当者らが柳瀬元総理大臣秘書官と面談したときの詳しいやり取りを記した文書も含まれていました。柳瀬氏は今月の衆参両院の参考人質疑でこの面談について、加計学園の関係者以外は「会った記憶はない」と説明しましたが、文書には、同席した県や内閣府の担当者の発言も記載されていました。
はじめに柳瀬氏の発言として、「獣医学部新設の話は総理案件となっている。なんとか実現をと考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」と記されています。
そのうえで、「こういった非公式の場でなく、ちゃんとした公開でのヒアリングを行い、「民」の評価を得る必要がある。そのためには魅力的な提案であることを示す必要がある」と発言したと記されています。
その後、県の担当者が「内閣府で藤原次長とも話をしたが、国策として国家戦略特区で申請するという話が出た」と発言したことに対して、柳瀬氏が「国家戦略特区のほうが政治的に勢いがある」などと応じたと記されています。
また、柳瀬氏から「確認だが、愛媛県、今治市の両首長がやる気であるということで間違いないか」と問われると、県の担当者は「間違いない。県からは重要要望として毎年、提出させていただいているし、今治市は土地の準備まで行っている」と答えたと記されています。
さらに、学園側から「懸案として、安倍総理が文科省からの宿題を返せていないという話があり、そのことを心配されていたと聞いたが」と発言があったと書かれています。これに対し、柳瀬氏から「その話は下村大臣のところに持っていったのか？」と問われると、学園側は「百点満点の答えが出ているわけではないが、その点については、県・市からも説明してもらいたい」と答えたと記されています。
そして、県の担当者が「獣医師会について一度説明はしているものの、それから面会すらできないといった状況であり、こちらとしてもなんとかしたいと思っているところである」などと応じたと記されています。
このほか、文書には文部科学省と農林水産省から出向していた２人の参事官の発言も記されています。
NHKニュース
5月22日 19時58分
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