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2018年2月10日 日刊ゲンダイ
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都合が悪くなると、息を吐くようにウソをつく―。「総理」というタイトルの著書があり、安倍首相ベッタリの元TBS記者・山口敬之氏には目下、“準強姦もみ消し”疑惑のみならず、スパコン詐欺事件にも関与した疑いが浮上している。疑惑の渦中にある“御用記者”との関係を国会で問われた安倍首相は、「ただの番記者だ」と色をなして否定したが、日刊ゲンダイの調べで、それが大ウソだったことがハッキリした。
軍事ジャーナリストの小川和久氏が、安倍首相と山口氏の“蜜月”関係を示唆するツイートを突然削除し、ネット上で物議を醸している。
問題のツイートは、2012年12月30日付で、小川氏は、安倍首相にインタビュー取材した山口氏の記事を取り上げた上で、〈あのY記者(=山口氏)は安倍さんと最も親しいジャーナリスト。仲人も安倍さんなのだ(笑)〉と投稿していた。約5年も前のツイートだが、小川氏は先月30日に突然削除。実はこの日の衆院予算委で、安倍首相は山口氏との関係を問われ、「番記者時代に取材を受けただけ。それ以上でも以下でもない」とムキになって答弁していた。
その直後のツイート削除について、小川氏は会員限定のメルマガで〈親しい関係ではないと言っても旧知のY記者が渦中にある性的暴行の疑惑は、私にとっても愉快なものではなかった〉〈不愉快な事件と関わりたくなかった〉と理由を明かした。
小川氏の心中は察するに余りあるが、重要なのは「安倍首相が山口氏の仲人だった」か否かだ。事実なら安倍首相の「ただの番記者」発言は大ウソじゃないか。
改めて小川氏本人に電話で話を聞くと、「安倍氏が山口氏の仲人を務めたか否かは、詳細は存じ上げません。人づてに聞いた話です」と答えた。
(以降ソースにて)