17/10/31 07:29:59.33 CAP_USER9.net
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民事で山口氏の責任問う
TBSテレビの元米ワシントン支局長からレイプ被害を受けたと訴え、その顛末を『ブラックボックス』(文藝春秋)にまとめたフリージャーナリストの伊藤詩織さんが、10月24日午後、外国特派員協会で記者会見を開いた。
詩織さんは、警視庁捜査員から「事件はブラックボックスのなかで起きた」と、立件の難しさを伝えられたという。だが、被害者として捜査に関わるうちに「検察にも警察にもブラックボックスがある」と感じたことが、書名につながった。
レイプ被害者が、「顔出し告発」するのは前代未聞といっていい。好奇の目にさらされ、つらい質問を投げかけられ、その後の人生にプラスとなることは少ない。だから加害者は、代理人の弁護士を通じて被害者の心の揺らぎに付け込んで示談を持ちかけ、最終的には金銭で解決することが多い。
今回、加害者として訴えられた山口敬之氏は、警視庁捜査の最中、弁護士を通じて詩織さんに示談を持ちかけたという。だが、詩織さんは応じず苦難の道を選んだ。
「誰にもこのことを知られたくなかった。思い出したくもなかった。口に出したくもなかった」
こうした“本音”も語る詩織さんだが、それでも前に出て、すべてを語り、本書を世に問うことにしたのは、「性暴力に関する社会的、法的システムを、同時に変えなければいけない」という強い思いからである。
レイプ事件の検証記事が少ない