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日刊ゲンダイDIGITAL 2017年8月25日 18時02分 (2017年8月26日 10時00分 更新)
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最近、菅義偉官房長官の顔を見ない。それもそのはず。毎日2回行われている定例会見がしばらくご無沙汰なのだ。8月10日午前の会見後、15日の終戦記念日を除き、会見ナシ。25日、閣議の後、ようやく再開である。
「毎年のことですよ。国会もないし、閣議も開かれていませんから」(官邸報道室)というが、ちょっと待ってほしい。今年の夏は例年とは違うだろう。
加計問題では、獣医学部建設費の水増し疑惑が浮上しているし、森友問題では、財務省が土地の売却額などを森友側に提案していた音声データが発覚。佐川理財局長(当時)の国会答弁は完全に覆っている。南スーダンの日報問題も、稲田隠しで真相解明は進んでいない。すべてマトモな説明がないままだ。
加えて、21日から米韓合同軍事演習が始まり、北朝鮮情勢は緊迫が続く。昨年、北は先軍節の前日の24日、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験をしている。野党が要求する臨時国会を開かないなら、せめて官房長官会見でもないと、国民は政府が何を考えているかサッパリわからない。
しかも、である。過去の夏と比べ�