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6/23(金) 12:17配信 産経新聞
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東京都議選が23日告示され、民進党の蓮舫代表は中野駅前で第一声をあげた。先の通常国会での与党の国会運営や、
学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画問題、待機児童問題を取り上げて「自分たちに都合のいいことは強行採決、
自分たちに都合の悪いことには口を閉ざしている」と安倍晋三政権を批判した。
一方、豊洲市場移転問題については、「小池百合子都知事のもとで大きな論議をしないといけない」などと述べたものの、
小池氏の基本方針に対する論評は避けた。吉田氏の主な発言は以下の通り。
「民進党の蓮舫です。夏を感じさせる強い日差しとなった今日、東京都議会議員選挙が始まった」
「東京都政がいかに情報公開から遠く、都民の皆さんから遠く、ドンと呼ばれる人が牛耳っていて、
都知事の言うことに皆さんが付いていった、そんな都政が長く続いたこと。改めて、この都政のあり方、
今の国政とまったくそっくりじゃないでしょうか」
「衆院も参院も3分の2を持つ、与党の数の力。支持率が安定していれば何をやっても、大丈夫だという慢心のもとで、
安倍内閣はずいぶん、皆さんと約束をしていないことに力を入れてきた。特定秘密(保護法)、強行採決だった。
憲法違反の恐れのある安保法制、強行採決だった。カジノ法案(カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法)、
これも強行採決だった。そしてこの通常国会の最後、議論を封じて共謀罪(改正組織犯罪処罰法)も強行採決だった。
いったいどこに、皆さまがたを見ている、民意を見ているという思いがあるんでしょうか」
「待機児童の問題、多くの人が声をあげた。働きたい、子供を育てたい。東京都政ではどうだったか。石原さん、
舛添さん、猪瀬さん、みんな口では『待機児童解消』と言いながら、結局何もやってきませんでした。
国政において安倍総理も今年度までに解決すると言っていたものを先送りを決めた。輝く女性、どこにいったんでしょうか。
介護離職ゼロ、どこにいったんでしょうか。働き方改革、どこにいったのでしょうか。
言っていることはぽろぽろとかわって、そして約束していないことが強行採決された」
「最近では加計学園の問題、月曜日に総理が会見して、これから丁寧に説明する、反省の弁を述べた。
明日、新しい文書が出てきた。萩生田官房副長官の発言概要メモ、『官邸は絶対にやると言っている』
『文科省はなぜ後ろ向きなのか、論点まとめてくれ』『加計学園の事務局長、文科省に会いに行かせる』。
なんでこういうメモがでてきたのか」
「丁寧に説明すると言うから、われわれは国会の閉会中審査を求めました。その日のうちに自民党は
審査を拒否すると言ってきた。だから昨日、われわれは憲法53条を使って、
4分の1の議員の署名をもって臨時国会を開いてくれ」
「丁寧に説明すると言った総理、なぜ黙っているんですか。なぜすぐ開くことを決めないんですか。
自分たちに都合のいいことは強行採決。自分たちに都合の悪いことには口を閉ざす。
改めてこの姿勢は問われなければいけないと思っている」(以下ソースで)