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松野博一文部科学相は15日記者会見し、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐる「総理のご意向」などと記された文書の存否に関する再調査結果を発表した。民進党が入手して調査を求めるなどした19の文書のうち、少なくとも14の文書については、同じ内容か酷似する文書が確認されたという。
2文書は確認できず、3文書は学校法人の利益に関わる内容として「現時点では存否を含め明らかにできない」とした。
発表によると、内閣府が文科省に「官邸の最高レベルが言っている」と伝えたとする文書と同内容の文書、「総理のご意向」などとした文書と酷似した文書が、それぞれ同省の専門教育課で新たに調査したコンピューターシステム上の共有フォルダに保存されていた。
文書を作成したとみられる同課の課長補佐は、前回調査での聞き取りに「記憶にない」と答えたが、再調査では「類似の文書を作った記憶はあったが、曖昧な記憶で自信がなかった」と説明。「自分が作った個人メモだろう」と話した。
内閣府側の発言については、「文書に記載されている以上、こうした趣旨の発言はあったと思うが、真意は分からない」と語ったという。
再調査の過程で、内閣府から文科省担当者へ送られたことを示すメールの存在も判明。獣医学部新設の条件などを示した文書の修正を求めるなどの内容だった。内閣府は、このメールの存否や真偽を調査することを決めた。16日にも結果を公表する方針。
文科省はこれらの文書について5月19日、「存在は確認できなかった」と発表していた。文科相は「前回確認できなかった文書の存在が明らかになったことは大変申し訳なく、真摯(しんし)に受け止めている」と述べた。
再調査では、当初調べた獣医学部設置を担当する専門教育課に加え、大学設置室と私学行政課、行政改革推進室の共有フォルダも確認。職員からの聞き取りは、前回調査で対象とした7人を含む計26人から実施した。(