06/12/14 23:02:34 ov75IjYQ
人格に問題のある人は、必ず、心の中に、誰かに対する激しい怒りを抱えています。
それは、あまりにも耐えがたい苦しみなので、抑圧し、意識の奥に閉じ込めようとして、
ついには本当に忘れてしまうことさえあります。
しかし、いくらごまかしても、無意識の中の怒りの感情が消えたわけではなく、いつま
でもくすぶり続け、表の意識をむしばんでいきます。
「他人のあやまちを許せない」という人にかぎって、自分のあやまちには目をつぶり、簡
単に許してしまうものです。
人間は、一生かかっても、完璧にはなりえません。死ぬまでが修行といえます。
つねに自分をかえりみて、反省し、向上しようとつとめていれば、他人を批判する暇な
どないはずです。
人を裁くという行為は、神や仏にしかできないことです。
許すも許さないも、ありません。そういうものを超越した、新たな境地を切り開きま
しょう。あなた自身のために。