05/11/03 21:54:15 rPn2SUAv
11/3のmixi日記より
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他人様の作品についてどうこう言うのも何だなあと思うけど、坂本真綾『ループ』アルバムは
良いと思う。菅野サウンドから離れてしまったと嘆く動きもあるけど、でも聞いていて、以前に比
べて軽くなって、それがまた坂本真綾の幅を広げたと思う。でも実は、『ヘミソフィア』がねえ。
歌詞がいろいろと問題あると思うんだわ。でもそれに固執して『小さなヘミソフィア』を出したけ
ど、これも問題だった。始めのころの少女らしさが独特の処女臭さになったんだけど、その処
女臭さがねー。独特のものなので、みなさまに置かれましてはご検討要と思いますが、どこか
無理に歌の世界を広げようとしすぎて、維持できなかった気がする。
そこで今回の『ループ』だったので、ちょっとホッとした。背伸びをした部分で『ヘミソフィア』も
坂本真綾だけど、『ループ』は坂本真綾の魅力を素直に引き出しているところを評価したい。
菅野ようこは坂本真綾にあえて厳しかった気がするが、今回の『ループ』のあとで、また菅野
とのペアに戻るのが理想かな。
菅野サウンドも良いし、真綾の声もいい。しかし『ヘミソフィア』では無理をしてしまった。でも、
それもこの二人の大事な経るべき過程なのだ。完璧なものなんてそうない。でも、完璧じゃないから伸びていける。応援していきたい。