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>>660の続き
しばしの沈黙が訪れる。
その沈黙を破ったのは、梨沙子の先程までとは違う明るい声だった。
「ならいいや」
「えっ、いいって…?」
思わず聞き返した俺に、梨沙子ははっきりとした口調で答えた。
「ご主人様がそうしたいんだったら、りー、怖いけど我慢する…」
へっ…
あっけにとられる俺に梨沙子は言葉を続ける。
「ご主人様、りーのこと好きで、りーのこと触ったりしたいんでしょ。だったら、我慢する」
「梨沙子ちゃん、何もそんな無理しなくてもいいんだよ…」
さっきまでの獣のような勢いもどこへやら、俺はそう言って梨沙子を説得するが
梨沙子は首を横に振るだけだ。
「でも怖いんでしょ?」
一方で、そんな問いかけには頷いて見せる。
「だったら…」
そう言って俺が説得を再開しようとした時だった。梨沙子が意を決したように呟いた。
「怖いけど…」
「えっ?」
「怖いけど…、りー、ご主人様に、喜んでほしいから」
梨沙子はそう言うと、自分から俺の胸に背中を預けてきた。
そこで俺の何かが再びはじけた…