05/02/03 23:32:13 0
>>459の続き
「お風呂が沸いてるから、誰か先に入ってちょうだい」
台所から顔を出して佐紀がそう言う。俺は梨沙子の方を見て言った。
「じゃあ、梨沙子ちゃん、先に入ってきなよ」
しかし梨沙子は何故かモジモジしている。
「梨沙子はさ~」
話し出した桃子の口を梨沙子が慌てて塞ごうとしたが、遅かった。
「一人でお風呂入れないんだよね~」
思わず梨沙子の方を見ると、真っ赤になって桃子のことを睨みつけている。
「そっか、今日は雅ちゃんがいないこと忘れてた」
そう言って佐紀が台所から出てきた。
今の話から察するに、梨沙子は普段は雅と一緒に風呂に入ってるらしい。
お風呂で戯れる梨沙子と雅、…むぅ…
「じゃあ、今日は私と入ろ?」
佐紀がそう提案するが、その申し出はなぜか桃子によって一笑に付された。
「何言ってんの。佐紀ちゃんは後片付けで忙しいでしょ」
「だけど…」
佐紀の反論をチッチッチと遮ると桃子は言った。
「せっかくだし、ご主人様に入れてもらいなよ。梨沙子もその方が嬉しいでしょ?」